月刊高舟ジュニア
6月号 平成21年6月6日
5月の概況
5月は公式戦が無く、練習試合も雨で流れたため、特別なイベントはありませんでした。練習も雨で流れることが多く、残念でした。梅雨の季節が近づいていますが、多少雨模様でも、できるだけ練習するようにしたいと思います。
練習の状況
少しずつ、新しい練習方法を取り入れています。
まず、これまでの内野ノックは、ショートゴロを打ってオールファーストにしていましたが、最近は、選手をショート、セカンド、ファーストに入れ、セカンドからファーストへのトスやセカンドのファーストベースカバーも練習しています。更に、6-4-3、4-6-3、3-6-4のゲッツーも練習しています。ポジションは固定せず、ローテーションします。Bチームについては、試合ではオールファーストでよいと思いますが、ゲッツー練習は、色々な態勢や距離からの送球により、動きに柔軟性を持たせることができます。ただし、この練習は、少なくとも塁間キャッチボールができることが条件です。
新人については、内野ゴロの基本的な捕り方と、手投げフライの捕球練習をしています。まず、この段階をしっかりクリアしてもらいたいと思います。焦る必要はありません。ただし、夏綺はキャッチボールも上手くなってきたし、外野フライもだいぶ捕れるようになってきたので、少し背伸びではありますが、先輩達と一緒に練習させています。
シートノックは、一応全員を何処かに入れて練習させています。新人の中ではセカンド N.T君の動きが素晴らしく、ライトゴロを打っても、緩めの打球だと夏綺がカットしてしまいます。フライも結構捕っています。夏綺以外では、K.M君の反応が良いと思います。先日は外野フライも捕りました。技術はともかく、ファイトが前面に出てくるのが素晴らしいです。
シートバッティングなどの中での走塁練習とは別に、走塁のみの練習も行いました。一塁ベースの駆け抜け、リード、タッチアップ、スライディングなどです。こうしたことも、実戦練習の中だけでなく、時々基本を確認させます。
打撃練習は概ね従来どおりですが、ネット打ちをやり始めています。ネット打ちは初心者には向かないと思いますが、ある程度打てる子には、フォームとミートポイントをチェックする意味で効果的です。コーチもそういう意識でトスしなければなりません。今後は片手打ちなどもやらせたいですが、やり方を間違えると逆効果なので、慎重を期しています。
シートバッティングでは、Aチームメンバーと貫二には、森監督が速球をビシビシ投げていますが、皆、結構打てています。しかし、速球を打つだけではいけないので、ロングティーの形で緩い球も打たせています。
Aチームのポジション
T.S君の動きの良さと強肩を活かすために、ショートへのコンバートを試行しています。Y.T君はサードに回し、Y.T君とT.M君に捕手とサードを交代で守らせようとしています。2人ともどちらもこなせますが、先日、4年生も参加した一軍の練習を見ていたら、愉太が捕手をしていて、バックホームの難しいバウンドなどをほとんどノーミスで処理していました。また、物凄く高く上がった難しいキャッチャーフライも好捕していました。今度は太一を見てみたいものです。
センターとレフトはY.O君、M.S君、Y.H君の3年生になりますが、十分やれるでしょう。本来ならR.S君も有力候補ですが、残念ながら腰痛のため、当分無理はできません。ファイト溢れるプレイの復活を祈っています。
Bチームのポジション
R,S君が無理できないために、ファーストのY.H君を捕手に回しました。元々、ファーストのできる子が他にいれば、Y.H君を捕手にしてR.S君をショートにしたいと思っていたくらいなので、Y.H君の捕手に不安はありません。
問題はY.H君が抜けたファーストですが、キャッチングの面で一番信頼できるのはR.S君であり、バックホームやバックサードをしないという条件でR.S君を入れようと考えています。そうすれば、Y.O君とM.S君をセンターラインに入れることができ、守備が安定します。バックホームやバックサードができないのは痛いようですが、Bチームの場合、オールファーストでもよいと考えていますので、実質的なマイナスは小さいと思います。
新人選手
4月に新人募集の体験練習を行いましたが、どうやら1年生2人は入りそうです。2人のうち1人はY.H君の弟のK君で、キャッチボールがどんどん上手くなっているので楽しみです。もう1人は、キャッチボールはまだまだですが、バッティングセンスが良いので、基本を教えればキャッチボールも伸びてくるでしょう。
もう1人3年生が入るかもしれません。一軍のK.O君の弟で、攻守ともにある程度の形ができています。慣れれば、他の3年生に負けない戦力になると思いますので、是非入って欲しいです。
ソフトボールの基礎知識・ルール(1)
ソフトボールには精緻なルールがあり、その多くは野球と共通ですが、野球と異なるソフトボール特有のルールもあります。それらのルールは、次のように狭いスペースで行うための工夫がなされています。
1)ボールが野球より大きくて、投げ難く飛び難い。狭いスペースで行うための必然的なルールです。
2)塁間が短い。大人の場合、野球の2/3です。小学生はそれより10%近く短くなっています。これも、スペースが狭いことと関係していますが、ボールが大きくて飛び難いからでもあります。
3)投手が近い。塁間が短いので、距離を長くしたら投手前のバントがやり放題になるでしょう。
4)投手が下からしか投げられない。近距離で上から投げたら、スピードが出る上に角度がついて投手有利になりすぎるでしょう。今でも、好投手の球を打つのは大変ですから。
5)投手がボールを離すまで離塁できない。塁間が短いことから必然的なルールです。
以上のルールはスペースの狭さと関係していますが、以下はスペースの広さとは無関係なルールです。そのために、野球でも一部に取り入れる動きがあります。
6)ダブルベースを使用する。一塁ベースが普通のベースを2個接続した形になっていて、半分はラインの外に出ています。外に出た部分はオレンジ色をしています。バッターランナーはどちらのベースを踏んでもよいですが、内野ゴロの場合はオレンジベースを駆け抜けるのが普通です。野手はライン内のホワイトベースを踏まなくてはなりません。
7)DP/DEFO制がある。DPとは攻撃専門の選手、DEFOとは守備専門の選手です。野球のDH制と似ていますが、投手に限らずどのポジションに対しても適用できるところが違います。また、DPの選手がDEFOの選手に代わって守備に就いたり、その逆もできます。
8)リエントリーができる。先発した選手は、交代しても、一度だけ復帰できます。交代の仕方は代打が出た場合でも守備交代でも構いません。先発投手が一度下がって、再登板することもできます。代打が出て2ストライクから元の選手を出すこともできます。その場合、2ストライク取られた選手は打撃が完了していないため、再出場が可能です。ソフトボールのメンバーはオリンピックでも15人になっており、少ない選手を遣り繰りするためでしょうか。また、リエントリーがあるために選手交代がやりやすく、ベンチの選手にも出場機会が増えると言う点で良いルールだと思います。
9)タイブレーク制がある。延長戦などで、無死ランナー2塁から始める制度です。試合の決着を早めるためのルールですが、タイブレーク特有の戦術や戦略があり、ベンチワークが物を言います。北京オリンピックの野球でも似たようなタイブレークを導入していました。
野球と共通のルールでも、正確に知られていない重要なルールがあります。詳細は次回のお楽しみとします。
・振り逃げ(振り逃げの条件を正確に知っていますか?)
・タッチアップ(「フライを捕球したら走る」程度の知識では不十分です。)
・守備妨害/走塁妨害(難しいケースも有りますが、どちらと判定されるかで天国と地獄です。)
・フォースアウト(足の方が遅かったのにセーフと言うケースがあります。)
・インフィールドフライ(思想を正しく理解していないと判定を誤ります。)
最近のコメント